2012年6月26日火曜日

種田山頭火 1882~1940


先日、読売新聞の「名言巡礼」に山頭火の「濁れる水の流れつつ澄む」が取り上げられていた。
山頭火の句碑は全国に800以上あり、芭蕉の3300に次いで多いそうである。
43歳で行乞の旅に出た山頭火は57歳で亡くなるが、その直前、庵のそばを流れる小川を見て自分の生涯と重ね合わせるように出てきたのがこの句である。
行乞の旅のなかで詠まれた句には「分け入っても分け入っても青い山」「うしろすがたのしぐれてゆくか」「鉄鉢の中へも霰」などがある。
テレビ番組「吉田類の酒場放浪記」の吉田類も山頭火と同じように酒ばかり飲んで放浪の旅を続けている。
黒ずくめの服装も山頭火を真似したのだろうか。

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